メディカルソリューション

口腔内を観察するために役立つ蛍光観察装置「ORALOOK」と、クラウド型健診支援システム「ORALCLOUD」を開発しました。
また、液状化検体細胞診の普及を目指し、協力病院様への細胞診受付サービスも行っております。

サービス紹介


蛍光観察装置「ORALOOK」

蛍光観察装置「ORALOOK」について

ORALOOKでは口腔内に励起光を照射し、細胞からの自家蛍光を観察します。
iPhoneSE®を取り付けることで、観察画像を記録しておくことが可能です。

ORALOOKは照射光(白色光と励起光)をスライド1つで切り替えることができます。
白色光下の病変と励起光下の病変を簡単に観察することができます。

多くの医院様で利用が進む
ORALOOKは2018年に販売を開始し、全国300医院を超える医院様にて利用されております。

通常写真と蛍光写真を記録できることとコンパクトで歯科衛生士の方でも撮影しやすいことに好評をいただいております。

論文も執筆されている
ORALOOKを用いた研究論文も執筆されております。
さらに、米国癌研究協会が発行する査読付き科学雑誌『Cancer Research』にも掲載されました。

ORALOOK専用サイトをご用意しております。
ORALOOKサイト:https://oralook.jp/


クラウド型健診支援システム「ORALCLOUD」

クラウド型健診支援システム「ORALCLOUD」とは

ORALCLOUDとは完全クラウドベースの、健診支援システムです。
専用の撮影アプリから写真を撮影すると、すぐにクラウドにアップされます。
クラウドにアップされた写真を基に診療情報の管理と報告書の作成が簡単に行えます。

  • 撮影履歴や健診履歴がすぐに確認
  • 簡単操作で結果報告書も楽々作成!

ORALCLOUDの専用サイトをご用意しております。
ORALCLOUDサイト:https://oralcloud.jp/



細胞診受付サービス

細胞診受付サービスとは
細胞診受付サービスとは、医院が弊社サービスを通して協力病院※に細胞診を依頼することができるサービスです。
検体採取に必要な固定液は弊社からご提供いたします。歯間ブラシ等で細胞を採取後、WEB上から細胞診依頼書を作成し、検体と依頼書をお送りいただきます。検査完了後はWEBシステムからすぐに結果を確認できるので、早期発見までの時間短縮の効果もございます。
※現在は日本歯科大学附属病院様と協力しております。

液状化検体細胞診(LBC)とは
従来の口腔細胞診は、検体採取にあたって高度なスキルが必要となる擦過細胞診が主体で、歯科医院では難しい側面もありました。しかし、近年注目されている液状化検体細胞診(liquid based cytology:LBC)は、検体採取者の技術差を問わず、未経験者でも簡便に行うことができます。

GPでの取り入れは簡単・有用
細胞診について詳しく学んできた経験が少ないため、診療に取り入れられるか不安な方も多いのですが、液状化検体細胞診は容易に取り入れることが可能です。

  • 結果による対応が明確
    細胞診の結果として「NILM」、「OLSIL」、「OHISIL」、「SCC」と4段階で結果が返ってきますが、NILM以外の結果があれば基幹病院での検査が推奨されています。

  • 診断病理医からの今後の対応についてのアドバイス
    診断結果には診断病理医から診断結果を基にした今後の対応についてのコメントが返ってきますので、それを基に患者様にご説明ください。
  • 保険点数の算定可能
    悪性病変との鑑別に細胞診を実施した場合には保険点数の算定が可能です。

悪性ではないことを確認するために

「自医院では使う機会が少ないかも。」とお思いかもしれませんが、口腔粘膜疾患にお悩みの患者様は多くいらっしゃいます。先生がご説明してもまだ不安という方がいるかもしれません。そんな方がいらっしゃった際には、患者様に安心していただくために液状化検体細胞診をご利用ください。